品川で子育てしているSEのゆるゆる芋づる式日記

5歳3歳ボーイズを育てながら、中古マンションを新築そっくりさんでリノベーションしました!一応東大卒なフルタイムワーキングマザーの日常ブログです。

自分自身のこれまでについて 後編

スポンサーリンク

前回に続き、自分自身のこれまでをふりかえる記事・後編です。
(前回ふりかえり)
「なんとか東大に受かり充実した学生生活を送ったとろろは背水の陣を敷かれながらも辛くもIT企業に入社。そこには新たな挫折が待ち受けていた。とろろの次なる策は。」

 

www.tonarinotororodesu.tokyo

 社会人
私は結婚願望が昔から強く、30までには結婚したいと思ってました。それが35歳になったのはけっして「今は仕事優先だから(きりっ)」とかでかっこよくずらした訳ではなく、単純にそのへんがなかなか上手くいかなかったからです。。確かに、仕事はべらぼうに忙しくてちょっと現実逃避したら1年位軽く経ったけど。
 
なかなか思うようにいかないのでまたネガティブ思考に陥り、
「もてない東大なんか行かずにおしゃれな大学で女子力磨けばよかった」
→「いや、東大出身で結婚してる子いっぱいいるから!」
→「大学のせいじゃなく自分の魅力のなさだから!」
てな事を考えてました。暗い。。
(※ 周りに結婚してなくて魅力的な人は今も昔もたくさんいました。ただ、自分は望んでて出来ないので、自分の場合はそうじゃない、自分はダメだ…と思いがちでした。)
 
ただ、脇道逸れますが、実際東大出たというだけで女性としては敬遠というかアウトオブ眼中(古)の箱に入れてしまう人もいなくはなかったです。合コンで他の女の子に「この子東大なんだよ!」と言われて、男性陣に「すごい!握手してください」と言われたりもしました(握手されに来たんじゃない!彼氏が欲しいんだ!)。なので(色々はしょってます)みくりの「小賢しコンプレックス」にはすごく共感してしまいました。
 
さらに逸れついでですが、恋愛というより人間性の面で決めてかかられる事もありました。学生時代バイト先のコンビニで考え事してついボーっとしてしまった時に、注意されがてら「東大生だからって傲慢になってるんじゃないの?」と言われたり、知り合いにあなたはエリートだから私の気持ちなんか分からないわよ!と言われたり(そんなステレオタイプな見方しないでよ、私の事知らないでしょ、と思ったけど言えなかった)。
 
ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で風見さんがイケメンというだけでやなやつと思われたり・・・というエピソードを観て、なんとなく当時のもやもやを思い出してしまいました。
 
思えば逃げ恥程「イケメン」の人がきちんと描かれたドラマはなかなか無かったような気がします。だいたい、「こういうタイプ」っていうのが決まっていて。
 
話を戻して、もっとも恋愛面での自信のなさは完全に主人公の平匡さん寄りで、その点では風見さんに「あなたと一緒にいるとつらい」と言った女の子とまさに同じ側にいました。「人に愛されてる人っていいなぁ」ってセリフを漫画で読んで二次元の平匡さんを抱きしめたくなってしまいましたよ。。(ドラマの源さんの、背中&声のお芝居、「未来彼」ってワード、最高だったなぁ。)
 
結婚
ただ、まぁ、そんなこんなな呪いも、ひょんなところで夫と出会い「こういう縁だったんだ」と思えるようになり、自分を受け入れてもらえるようになって、すーっと解けてしまいました。逃げ恥のクライマックスの「ありがとう」のシーンは分かりすぎて漫画もドラマも泣きました。
 
今少し残ったもやもやは「自尊感情が低い」問題は、本人の心のありようではなかなか解決できず、他人との関わりの中でのみやっと救われるのか?という事ですが、今のところよくわかりません。。
 
長々しくなりましたが、勉強に限らず何か頑張って来て、それが世間でいう「モテ」とはベクトルがちょっと重ならなくて苦しんでいる女の子がいたらハグしたいし、その辺で色眼鏡で見る人にはその方が楽かもしれないけど時にはちょっと眼鏡を外してみておくれ、(そして自分も気を付けよう)と言うのが私の異論反論オブジェクションでございます。
 
ご清聴ありがとうございました。