おはようございます。
昨日は部活のOB会に参加する為、息子を夫に見てもらって久々に東大の駒場キャンパスまで行きました。
東大駒場キャンパスの様子
正門。
時間があったので少し構内をぷらぷら。
1号館。
昔と変わらず。私が現役の頃は、特に古い校舎は女子トイレが少なかったりイマイチ(しばし故障)だったけど、さすがに今はマシになってるのかな。
掲示板。留年していない事を確認してほっとした場所。
銀杏並木。
秋は一面黄金色で見た目は綺麗だが、実際に歩くと臭い。近所の人が銀杏の実を拾いに来るのを、部員の間でGHC(銀杏拾うクラブ)と勝手に呼んでいました。。
コミュニケーション・プラザ。
我々が学生の頃ぼろっちい「生協」や「学生会館」、取り壊し寸前の「駒場寮」があった辺りが様変わり。。
七大戦の戦況。
実は去年優勝しています!今年も頑張れー!(大学愛は薄いけど運動部愛はある。)
OB会では現役さんの戦績報告、現役自己紹介、OBそれぞれの近況報告など。「4回生3年」がいた・・・!
☆「回生」の件
www.tonarinotororodesu.tokyo
運動部員だった学生時代
現役さんの様子を見ていると一気に自分の学生時代にタイムスリップする。
私はザ・体育会学生で、学生時代は部活一色。部活に夢中で、どうしたら試合に勝てるかをずっと考えて毎日ひたすら練習に明け暮れていました。練習が終わったら終わったで、ルーズリーフに反省や気づいた事をびっしり書いてたなぁ。。
学校の成績は散々だったけど、そこで得た多くの「挫折」と「(わずかながらの)成功」体験、そして多くの人々との繋がりはその後もずっと自分の人生を支えてきてくれたと思います。
ちなみに「体育会」というと、理不尽な上下関係とかやたらと根性論とか、よくないイメージもあるかと思います。私自身の部活の中では、そういうものとは無縁でした。
コーチの言う事は厳しかったけど、納得のいく説明が添えられていた。
例えば生活面。遅刻したら怒られて5周走るペナルティがあったけど、「周りに迷惑だから」ときっぱり。体調が悪い中無理して練習に出ようとしたら「かえって迷惑だから休め」と言われたり。
練習方法も
・学内で同じ相手とやっていても伸びないので、強い他大で練習させてもらう(礼儀は尽くす)
・試合の状況を再現する為できるだけプレッシャーのかかるパターンで繰り返し練習する
・声を出す事で体力がつくので、ずっと声は出し続ける
・苦手な箇所があると相手に責められるので特に重点的に基礎練する
といった具合で、今思い出しても理に適っていると思う。
なんといっても若くて今からは信じられない位体力があったし、負けず嫌いなのでハードな練習も自分の為で、負けると無茶苦茶悔しかったけど、日々とにかく楽しかった。バカだったんだと思う。
あと大事なのは「運営」。特に女子は人数が少ないので一人で様々な業務をこなす必要があったけど、それもまた先々すごく生きていると思う。
辛かったのは勧誘。昔から運動部に入る女子学生は本当に少なくて(ラクロスとかは人気あったけど)、練習以前に試合に出るのもやっとだった事も。。
思いつく限りあの手この手やったけど(進学校の高校生を招待して試合したり、新勧の範囲を大幅に拡大したり・・・)、いまだにどうすればよかったのかよく分からない。
更にいまどきは少子化・体育会離れ(私の頃から言われてたけど)が進んでますます逆境だけど、そんな中必死で頑張ってる現役部員を見ると、つい老婆心でいっぱいになってしまうのでした。
お子さんを東大に入れようとしている方は、ぜひ、ついでに、運動部も検討するように勧めていただけると嬉しいのでございます。