おはようございます。
最近「子育て」関連で色んなコメントに触れてもやっとする事がしばしあったところ、"あたしおかあさん"の件がおおいに話題(というか炎上案件)になり、ずっと考えてしまっています。
自分でも何がモヤモヤしているのか、書いて整理したいような、整理されないようなです。
あたしおかあさんの件
なんとなくこの曲が思い浮かびました。
なぜこれがスラムダンクの主題歌だったんだろう・・・。さておきなんというか。
一行読めば一行に腹立ち、一回読めば一回に苛立ちぬ。
という感じ。
以下、ぱっと思い浮かんだ事など。
・出だしでむっとする
子ども産む前はバリバリ働いてて、産んでからいったんやめてパートになった?という流れを感じさせるのですが。
beforeの方を「強がり」というのが、なんだかバカにしてんのかという気になってしまった。
あと、(もちろん望んで出産を機に辞めてパートタイマーとして働く人も沢山いると思うけど)一方で本当は続けたかったけど環境的に望めずという人もいて、それが社会的に課題となっている中「それが標準」みたいにさらっと入れるのはどうなんだろうと。
10年前ならまだしも世の中に対して多少なりアンテナ張ってたら、もっと別の言葉を選んでいるのではないか。
・いちいち「あたしおかあさん」ってしつこい
そんな言葉を引っ張り出さないといけない程追い詰められているのか・・・とネガティブオーラを感じてしまう。
(個人的には、「私は親だから・・・」と意識的に考えた事は殆ど無いような気がします。。)
実際追い詰められているお母さんは沢山いると思うのですが、「そういうもの」とするんじゃなくてサポートしてあげるべき。
・子どもが聞いたら「自分のせいでお母さんは苦しんでいる」と思いそう
・「あたし」という言葉
日本では、子どもが小さいうちは対自分の子どもでは自分の事を「ママ」「お母さん」と呼ぶ人が多いのではないかと。「あたし」って言うと他の誰かに語り掛けているような。
自分自身だとしたら言い聞かせている感じで重く、
世間だったら「頑張ってるの!」と主張している感じでしんどい。
桃井かおりとかaikoの歌詞のような「女」「情念」を感じてしまう。
・・・エンドレスになりそうなので、やめます。
総じて、
・なんだかズレてる
ちなみに「VERY」では
>息子が2歳で自由気ままに動き回るのでヒールは封印。イヤイヤ期の息子にピエール アルディのスニーカーで追いつきます!
だそうですよ。
ピエール・・・って誰?66000円のスニーカーなんて買うかー!ってつっこまずにはいられませんが、VERY妻もたいがい現実味ないにせよ、こんくらい明るく前向きでたくましい方が私は好きです。。
結論:「新聞とVERYを読もう」
母働く=仕方なく?
保育園問題が話題になると時々「そもそも父親の稼ぎだけで養えなくなったの世の中が悪い。昔のように安泰だったらわざわざ母親が働く必要はない」というコメントを見かけます。
いまどきそんな事言う人いるのかと驚き、スルーするけどやっぱやだなと思います(もちろん、そういう家庭も多々あると思いますがそれが「標準」ではなく多種多様なはず)。
原体験に、母と祖母(母の母)の事があります。
母は、私が中学生の時父が病気で亡くなってからもともと持っていた資格を活かして再就職したのですが、同居の祖母は母が働いている事を「かわいそう」とずっと言っていて、それが嫌だなぁと思っていました。
きっかけは確かに辛い事だけど、能力を活かして働いているのはかっこいい事だと思ってました(身内が言うのもなんですが)。
むしろ、悪いけど母はあまり料理が得意ではなく、仕事してる方が合ってるのではと思っていました(得意でないのに頑張って作ってくれていた事には感謝)。
定年退職してからもまた再就職して今も働いているので(そして料理はあまりしてない)ので、仕事してるのは母に合っているんではないかと思います。
母はめんどくさい人でつい文句を言ってしまうのですが、あんたたちの為に頑張ってる的な事を全く言ってなかったのは偉い。言いたいけど我慢してた、というより本当に当たり前だと思ってたと思われる。
まぁ、ほんとに仕事嫌でしょうがないけど仕方なく働いてる方もいるとは思うのでなんともですが、母働く=仕方なく、って決めつけは嫌ですねー。
あと、自分自身料理苦手なので、「それ(家事)が本来の仕事」みたいに言われるとほんとに辛い。人には向き不向きというものがあるよねと。
いう程今の仕事が向いてるか分からなくて(色々ダメだったな、と思うことが多く)悩んでるけど。
時短の人は生産性低い?制限があったらバリバリ働いているとは言えない?
どこで読んだかは忘れた・・。
屁理屈言うと「生産性」は本来単位時間あたりの成果物の量なので、時短かどうかは関係なくないか?と思いましたが。
要は働く時間に制限があったり、子どもの病気などで早退・休暇の可能性が高い人は戦力的に落ちる、的なコメントです。
半分はまぁそやな、と思うし半分はそんなこたないだろう、と思います。
「まぁそやな」は、システムのトラブルが時間外に起こった時にさっと対応できたり、システムメンテナンス(たいがい時間外)に入れるというのはやはり「価値」には違いないからです。
「そんなこたないだろう」は、大事なのは成果物の質で勤務時間の長短ではないよね、という思いからです。
それに、これからの超人手不足時代にいつでも「いざ鎌倉」できます、24時間戦えます、三遊間のゴロ拾いまくります!って人以外いりませんなんて柔軟性無い事言ってたら人は来ませんよ、それより色んな働き方でやってける体制にする方が建設的でしょう、と思います。
とかなんとか言いつつ、私個人的には毎日9時ー17時だとちょっときつくて、時にはリミット気にせず存分に働きたい!と思って週に1回は残業デーにしてもらったりしていました。。
先々子どもが大きくなったらもう少し働く時間を増やすのか。でも、オムツやご飯の面で手がかからなくなっても、さまざまな悩み(いじめとか人間関係とか・・・)を聞いたり宿題のサポートをしたり、それ以外にもどんな問題が起こるか分からない。
そう思うと、やっぱり以前のような朝から晩まで働くような働き方ではなく、家時間を確保し続けたいと思ったりです。
ほんとまとまりがない。。てか産休中に考えてもしょうもないか。
なんにせよ、オールオアナッシングではなく真ん中を行く、時に7:3、そんな感じで二足の草鞋的生活をやりくりしたいと思います。