おはようございます。
受験関連のニュースを目にして思い出を語りたくなったのでこんな記事を書いてみます。
(前に一度書いた事あるのですが、結構前のものなので改めてノールックにて。)
我が家のメンバー紹介
・長男たろう 3歳、保育園児。受験は遠い先のお話。
・次男じろう 0歳10か月。さらに遠い先のお話。
・三太(夫) アラフォー会社員。受験は遠い昔のお話。
・とろろ(私) アラフォー会社員(育休中)。同上。
中学受験
私は小学校高学年の頃、千葉県の少し田舎に住んでいました。東京の東の方に電車で1時間くらい。
新興住宅地で割と教育熱心な親が多く、中学受験したのはクラスの1/5位だったと思います。
私の場合は6年生の4月頃に四谷大塚のテストを受けて、それ以降毎週末都内の教室に通っていました。当時日能研はあまりメジャーではなかったような。
といっても、毎回テストを受けてその復習を授業の中でするのみ。
それ以外の時間は全く受験勉強せず、ほぼ毎日図書館に通い、手塚治虫のマンガを読み、推理小説を読み、好きなように暮らしていました。友達もいましたよ、念のため。。
そんなノホホンとした感じの割に御三家受かるかな、と世間知らずにも思ってました。
で、結果はというともちろん不合格。冷静に考えれば受かる訳なかろうなんですが、やっぱりちょっとショックで、水道橋で買ってもらったケンタッキーフライドチキンを泣きながらむさぼった覚えがあります。
菊川怜の同窓生になり損ねた。
高校受験
中学に上がるタイミングで東京の西の方の小田舎な市に引っ越し、地元の公立に通いました。
ヤンキーがいたり、いじめられてトイレで乱闘になりかけたりと大変な事もありましたが、幽遊白書好きがきっかけで友達もでき、まぁまぁ楽しい中学校生活でした。
中学受験と違って高校に向けては割と早く、中1の時からSAPIXという塾に通っていました。
中1の時点で週2回、2-3年生の頃はもっとだったかも。
ちなみに一応クラブ活動もしていました。武道系で、ふと当時の顧問の先生を検索したら師範としてご健在という事が分かりました。インターネッツすごい。
話を元に戻すと、SAPIXの授業は本当に難しくて、特に数学はついていけませんでした。
帰りに「お帰り問題」というのがあり、解けないと帰れない(1時間経って解けなかったらタイムリミット。その時点で22時)。
で、ある日解けなかった私は
「努力してもできない事があります」などと言ったそうです。
そういうセリフは努力してから言え!と心から思います。
自分ではそんな事言ったのはツルっと忘れていたのですが、大学に入ってサピ同窓会をした際当時の先生から「こんな事言ってたよね」と言われて恥ずかしかった。。
他にも、社会も理科も結構ダメで、親に申し訳ないと思いつつサボりがちでした。うぅ、本当にごめん。
そんな感じだったので第一志望の高校は受からないだろうな、、と思っていたのですが何故か受かってしまいました。
いやこんな風に言ったら落ちた人に怒られそうですが、本当にびっくりしました。
志望動機と反省
高校の志望動機は、、ストレートに
「そこが一番高い山だったから」的な感じでした。ジャンプの主人公かよ。
が、入ってから思いましたが以下のようなマイナス面もあり、もうちょっと考えればよかったです。
・とにかく家から遠い
片道1時間半。しかも行きは満員電車(痴漢も多かった。許すまじ)。高校に入ってから授業が多く長くなった事もあり、授業中に眠くなる事が多くなりました・・・。
自宅から遠く、ただでさえ中学から住んでる土地でジモティー感が薄かったのにさらに薄まってしまいました。
ちゃるめんさん(id:charumen)のお母様の「近い所」教、分かります(笑)
www.charumen.com
私ももっと説明会とか行けばよかった・・・てか当時は無かったか?超楽しそう。
・大学受験に向けての学校からのケアは殆どない
個人の感想ですが。先生は割と好きな感じに授業している印象でした。ただ生徒(と親)が頑張ってるから進学実績がよいという。
・田舎から出て来た劣等感
地元では「できる子」のつもりだったけど、高校に入ってからの成績は好きな教科以外はいまひとつ。
私は自分がダサいことがコンプレックスだったのですが、中学生の頃はそれでも成績が良かったのが心の支えでした。それが、高校に入ったら唯一のよりどころだった成績はパッとしないし、勉強できてオシャレな女子高生が都会にはこんなにいるんだと分かって完全に自信喪失でした。
この辺、よく考えると高校じゃなくて自分の問題ですね。。
・ボロい
建物も机も椅子も本当にボロかった。もともとボロくてそのうえ掃除は週1。実は三田にある私立の女子高も受験していたのですが、そちらは比べ物にならない美しさでした。(出身の友人に聞く限りそれ以外でも良い学校だな~と思います。)
ただ、なんだかんだでボロさは慣れました。
ちょっと母校のマイナス点ばかり挙げてしまいましたが、よかった点ももちろんありまして。
・同級生とのつながり
近年Facebook等SNSのおかげもあって、またかつての同級生と繋がりが復活してきました。
当時キラキラして見えた子が同じように子育てで悩んでいたり、当時かっこ良かった子がやっぱり今もかっこ良かったり。
当時から変わってる子がやっぱり変わってて嬉しかったり。
あの学校に行ってなかったらこのみんなとは友達になっていなかった・・・と思うと、行って良かったなと思います。
お医者さんの子で医学部進んだ子が多く、昔はなんとなくやっかんでた所もあるけど、今思うに親御さんも本人も偉い。本当に尊い職業だと思うばかり。近隣の医師不足が本当に不安なのです。
・とにかく自由
私は意味不明な校則とか本当に嫌いなんですが、その高校は制服はあったけどとにかく自由でした。茶髪やピアスもOKだったような。なぜかこだわる先生もいた気もするけど。
通い始めると校則って結構重要なので、その辺は受験前にチェックした方がいいかもですね。
私の上の弟は近所の都立に通ったのですが、近くて自由で楽しいー!って感じ。エンジョイ勢うらやまでした。
そんなこんな、いつか息子たちが受験する時は自分の経験を元に事実は伝えたいと思います。 その年ごろにアドバイスとか言えば言う程逆効果になりそう。。
言うても大昔の話なので参考にはなるかははてさて(^^;)
おまけ
私の夫は年齢は1つ下なのですが、彼も実は同じ高校を受けていた(二次で落ちた)事が知り合った後分かりました。
もしかしたら先輩後輩だったかも知れないのか。世間て狭いですね。。
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