おはようございます。
4/12-16のシンガポール旅行記、5日目最終日4/16(火)の記録です。それほどイベントは無いので、あわせてつらつら思った事も書いてみたいと思います。
我が家のメンバー紹介
・長男たろう 3歳、保育園児。
・次男じろう 1歳、保育園児(なりたて)。
・三太(夫) アラフォー会社員。
・とろろ(私) アラフォー会社員(育休中)。
最終日の朝
最終日の朝、最後にもう1度とプールに行ってきました。今回は子ども達を夫に見てもらって1人。ゆっくり泳ぎました。
朝食を食べて、荷物をパッキングして、チェックアウト時間(12時)ギリギリにチェックアウト。
買い物に出る為、一旦スーツケースを預かってもらいました。
オーチャードでお土産購入
お土産は最終日にまとめて購入する予定でした。お買い物は「オーチャード」地区でがよさそうかな?という事で、行ってみました。
「オーチャード」地区はデパートやショッピングスポットが多いエリアで、日本で言うと銀座みたいな感じ(と、シンガポール人の夫友人も言ってたので合ってると思う)。リッツやマリーナ・ベイ・サンズがあるマリーナ地区から車で10分程でした。
日系のデパートなら、きっとちょうどよいお土産が揃っているに違いない!と考えてオーチャードのタカシマヤに向かったのですが。
・・・この日だけ閉まってました! annualって年1じゃん。
昨日のガーデンズ・バイ・ザ・ベイのじゃぶじゃぶ池といい・・・なんか持ってるの?私。
諦めてここでの試合は終了にして、すぐ近所の伊勢丹に行く事に。伊勢丹は「Wisma Atria店」と「スコッツ店」とあって、前者の方が近かったけどスコッツ店には「食料品売り場あり」との事だったのでそちらに行きました。
今サイトで見た感じではやはりWisma Atria店には食料品は無さそうに見えるのですが、実際のところはどうなんだろう。あまりリサーチできず。
(伊勢丹Wisma Atria店の中)
スコッツ店地下の食料品売り場に行くと、予想通りお土産向けの食品が割と売っていました。予めEvernoteにメモっておいた「お土産リスト」に基づきお土産調達。
レジは結構混んでいて、やっと自分の番が来た!と思ったら「このレジではクレジットカードは使えません。現金のみです」ですと。
え~。シンガポールなのに?と思いつつ、クレカでないと免税対応が面倒くさそうだったので他のレジに並び直し。。
セルフレジもあったけど、そっちは何故か「5品まで」。何故だ・・・。
シンガポール、高いけど行く先々でクレカが使えたし全体的に「合理的」な印象だったので、結構違和感ありました。心なしか店員さんも愛想無し・・・混んでて忙しかったからかなぁ。
割と並んだ後購入完了。今日は全員におまけを配ってるとの事で何やらもらったのですが、なんとバターでした・・・!
これから飛行機乗るのにスーツケースの中で散らばったらえらい事だ。寒いから大丈夫だとは思うけど。
ジップロックに入れてなんとか運搬しました。
その後、タクシースタンドに行きタクシーを拾ってリッツまで戻り、預かってもらっていたスーツケースを引き取って、またタクシーでチャンギ空港に向かいました。
リッツ、今度来るのはいつの事か・・・というか「今度」はあるのだろうか。
チャンギ空港でお土産購入
そして免税手続き!と思ったのですが。
・・・できませんでした・・・。免税手続きするには、買い物の際クレカで買い物するだけでなく、パスポートを提示してお店の人に申告する必要があったのでした・・・。
https://www.visitsingapore.com/ja_jp/travel-guide-tips/tourist-information/gst-tax-refund/
残念。免税手続き、空港での手続き自体は機械で簡単そうでしたが、仕組みをちゃんと調べていなくて失敗でした。
お土産、頑張ってオーチャードまで行かなくてもチャンギ空港で買った方が免税手続き不要で良かったのでは?と思ったり。
とはいえ食料品系お土産の種類は伊勢丹の方がやや豊富かな、と思ったのでよしとします。
なんだかんだでまたお土産買って、もろもろ手続きして飛行機に乗り込みました。
荷物検査の人たちまで子どもに優しかったです。
帰りの飛行機にて
帰りの飛行機も17:05発でした。
じろうにお水をあげようとしたら、別なお客さんの枕に少しかかってしまい、謝ろうとしたら「Mom、いいのよ全然気にしないで。むしろこれ使わないからあげるわ!」的な感じで枕くれました。ありがたい~。
更に後ろのお客さんも枕を差し出してくれたので、「大丈夫ですありがとう」って何て言えばいいんだっけ?とテンパってたらその方は日本人でした(^^;)
行きの教訓(おもらし事件)を踏まえ、事前にたろうはトイレへ。また、万一の為着替えも持っていきました。
やはり授乳しながら離陸。その後は行き同様、たろうには動画ときどきお菓子、じろうは泣いたら授乳で対応しました。
帰りはバシネット(乳児用ベッド)を使えたのですが(行きもつけてもらったけど、置いたら起きそうだったので乗せられなかった)、気流の乱れがしばし発生。バシネットから降ろして抱っこしてる時間が結局長かったです。とはいえある方がやはりラク。
そんなこんなでしたが、ほどなくたろうは爆睡。じろうも寝て、私は機内で「未来のミライ」を観ていました。星野源がお父さんの声をしている。
小さい子がいる家の様子が描かれていて、トリップトラップやプラレール、バウンサーなどのグッズ、夫婦のもろもろのやり取りなどがリアルでした。
あそこまで段差ある家だと子育て向きではないのでは・・・?とも思ったけど。
さて、あと1時間位で羽田、というところで機内も明るくなり、たろうも目覚めました。
そしてまた言ったのです。
「おしっこ・・・」と。
むむ、またか。しかし今回は直前にトイレ行ったしオムツもしてるから大丈夫!と思ったのですが。
・・・また、オムツからもらしていました。。。シンガポール航空さん、本当にすみません。
今度は着替えを持ってたのでそこだけなんとかなりましたが、ほんとどうしたらよかったのやら。
結構寝てたし、何かとまたジュース飲みたがってたせいかなぁ。
そんな訳で、行きと同じく"Sorry, my son peed..."とCAさんに説明する羽目になりました。
そんな事もありつつ、日本時間の1:15位?に無事到着しました。スーツケースを拾い、出国審査を経てタクシーで帰宅。
家に帰ってホッとしたのですが、つい性分でスーツケースの中身全部出して片付けずにはおれず。寝たのは4時近くになってしまいました💦
翌日は子ども達は保育園お休み、夫もお休み、でゆっくり過ごしつつ洗濯物を全部洗濯をしました。4-5日分たまるとかなりの量でした。
買ったものまとめ
つらつら思った事
主に「物語 シンガポールの歴史」の記載をベースに、つらつら思った事をまとまりなく書き留めておこうと思います。
- 作者: 岩崎育夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2013/03/22
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思っている事については、あまり調べものせず感覚で書いているので認識していない事は多々あると思います。何卒ご容赦ください。。
メイドさんについて
p.172
政府が外国人メイドの雇用を認めたのは1987年のことで、シンガポールの労働力不足により共働き夫婦が増えて、高齢の親や幼い子どもの面倒をみることがなったからであった。
ほうほう。また、ネット上で「共働きが主なシンガポールでは自炊する人が少ない」という記述もありました。
ふと思ったのは日本の話。
近年女性「活躍」が謳われだした頃って、外に働きに出る分時間を割けなくなる「家事」「育児」の受け皿についてはあまり考えられていなかった気がする。
さすがに昼間の「育児」は保育園を需要に遅れながら作っているけど、「家事」や夜の育児はノーケアというか無い物のようになっている気がしてしまいました。
自分がやってないから存在に気づかないのかしら、なんてうがち過ぎかしら。
私はずっと「ワーキングマザー」という言葉に対して違和感がありまして(分かりやすいので便宜上使う事もあるけれど)。どう考えても「家事」「育児」は「労働」(時に苦行)なのに、外で働く事だけを「ワーク」とは?と。
なので、「ワーキングマザー」は"(ハウスワーク以外の)"が上についているものとして考える事にしていました。
関連して、ジャーナリストの中野円佳さんの文章がとにかく面白くて、シンガポールにいる間も色々読んでおりました。
toyokeizai.net
シンガポールでメイドさんを雇うことを考えれば、専業主婦として家事・育児を担っている方々は少なくとも年間100万円分以上の仕事をしていると言えるのではないか。
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン 専業主夫さんもそうですね。
ちなみに私ミーハーなので、中野円佳さんと小島慶子さんの対談イベントにも行った事あります。記事にできてないけど。。
どういう形を取るかは家庭次第かと思いますが、「家事」「育児」は重労働なので、そこも組み込んで外の「仕事」時間決めてかないといかんよね、と、まとめると月並みですがそんな事を思いました。
日本との関係
「シンガポールが親日的なのは、第二次世界大戦の際にイギリスの支配から解放したから」的な事を聞いた事があるのですが。
少なくとも本を読んだ限り全然違いました。
シンガポールにとってイギリスの植民地になった事はむしろプラスで、イギリスの植民地経営も無理の無いやり方で言うなればWin-Winの関係。
そこへ日本軍が占領してきて、無理矢理日本化を進めようとしたり、過酷な労働・虐待・経済的な搾取(略奪)を行い・・・なので、高齢のシンガポール人の方の中には今も反日感情を強く持っている方が多い、と。
p.244
日本占領時代を経験した年配国民には軍事大国、若い世代の国民には、経済が豊かで礼儀正しい国というイメージが強い。
直接の「責任」は無いかも知れないですが、できるだけ正しい認識は持っていたいと思いました。
子どもに優しい
今回、行く先々で子どもに優しいなと感じました。
なんでなんだろう?
これは全くの想像ですが、
・彼らが育つ過程で優しくされてきた
教育競争は厳しいそうですが、自分が子どもの時周囲に優しく接してもらっていたら、また、そうする周囲を見ていたら、それを「自然」として捉えて後に続く人も優しくなるのかなぁ、と。
日本人が「子どもに優しくない」かというとそれは人や状況によりだと思います(今まで何度も優しくしてもらいました)。
ただ、子どもがいなかった頃の私もそうでしたが、周りに子どもがいなくて、慣れてなくてどうしたらいいのか分からない人は多いかなと思います。
あと、時間や心に余裕が無いと対子どもに限らずギスギスしがちですね。。
・合理的な国民性?
本を読む限り、シンガポールはとても「合理的」な印象でした。
合理的、というと日本だと「冷たい」イメージ持たれそうですが。
合理的なので、動線もスムーズ、無駄な仕様や仕組みも少ない・・・と、たかがほんの数日いただけですが少なくとも観光地では感じました。むしろ快適で優しいわ、と。観光客のお財布には優しくないけど。
で、子どもに関しても、「騒ぐのは当たり前」なのでいちいち怒るんじゃなくて「そういうもんだ」と受け入れる方が合理的なのかなぁなんて思ったりです。
ちなみに在シンガポールの先輩によると「電車の中でも平気で電話してる」みたいなとこもあるそうなので、そもそもあまり音を気にしないのかも知れません。。