品川で子育てしているSEのゆるゆる芋づる式日記

5歳3歳ボーイズを育てながら、中古マンションを新築そっくりさんでリノベーションしました!一応東大卒なフルタイムワーキングマザーの日常ブログです。

大企業の「メリット」「デメリット」についてぼんやり考えた①

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おはようございます。

GW明けからだんだん本格的に仕事が始まり、気づけばあっさり忙しくなっております。

月の初めに大量にブログ記事を書き貯めて毎日のように更新していたのですが、ストックしてちょっとずつ公開すればよかった、ペース配分大事。と反省しているところです。

そんな忙しい話はまた別でしたいなぁと思いつつ、いきなりですが大企業の話です。

我が家のメンバー紹介

・長男たろう 3歳、保育園児。我が家の次世代のエース。
・次男じろう 1歳、保育園児。我が家の次世代のエース2。
・三太(夫) アラフォー会社員。我が家の共同経営責任者。
・とろろ(私) アラフォー会社員。我が家の共同経営責任者。

話のきっかけ

「忙しい」と言いつつ家大好き人間の私、つい、こんな本を買ってしまいました。

徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと

徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと

以下、この段落では著者のファンの方的にムッとするであろう話が続くので、すっ飛ばすかこの記事自体閉じていただければと思います・・・。

正直に言いますと、タイトルのテイストがあまり好みではないなぁと思いつつ、家大好き&勝間和代さんの紹介を読んでちょっと読みたくなったのです。
katsumakazuyo.hatenablog.com
話逸れますが、勝間さんの記事の

実は私は柄物が苦手で、自宅はほとんど柄がありません、壁もほぼオフホワイトですし、どこもかしこも白木色ばかりです。

ここ読んで(自分も柄物が苦手なので)むしろ勝間さんが書いている家関連の本を読みたい、と今思いました。

あ、あと、もはや家の話じゃないけどこの記事もすごく気になる!
katsumakazuyo.hatenablog.com

・・・元に戻しましょう。

さきほどの本はリノベについての書籍で、いいな・参考になるなと思った点もありつつ、随所でちょっと決めつけ感や細かい表現が気になってしまうところがありました。

例えば、

フレンチドア(観音開き)の冷蔵庫
こんな使いにくい冷蔵庫は一生買わない。
(p.264)

という記述がありまして。

うち、まさに観音開きの冷蔵庫なのですが、さっと牛乳を取り出したい時など、観音開きの片側だけ軽く開けられて楽だわ♪と日々感じております。

だからといって、「人類皆観音開きにすべき」とは思わず。それぞれの生活スタイルや家族構成、好みによって合う冷蔵庫の形も違うはずなので。

もちろん、著者の方(諸事情で当記事では「きりんさん」と呼ばせていただく事にします。気になって、かなり暇がある方は拙TwitterのTLをチラ見していただけると嬉しいです)もきっとその大前提の上で書かれているのだろう、と頭では思いますが省略されるとキツイ印象だなぁと思いました。

話が戻ってないですね。

今度こそ戻すと、こちらの本の中で、リノベを大企業系列の会社に頼む場合に考えられるデメリットとして、

どこの大企業にも多数いる「働かないオジサン」の給与もリノベ代に含まれるし(=つまり割高)、組織としての決まり事も多いので特別なリクエストに柔軟に対応してもらえない可能性など、大企業ならではのデメリットも考えられます。
(p.092)

後者(要は融通が利かない)については分かるな・・・と思いつつ、前段の「働かないオジサン」の給与も代金に含まれるので割高、という書き方に違和感があり。

その違和感について考えているうちに、芋づる式に「大企業のメリット・デメリット」についてあれやこれやと考えた、という次第です。

前置きだけでずいぶん長くなってしまいました・・・!

ちなみに、大企業にリノベを依頼する事について「なんといっても安心感」がある等メリットも書かれており、一方的に批判しているということは無いです念の為。

まぁ、要約すると大手だと個性的な家づくりができるか分からない、と言われているようです(私の読解では)。

家の話もきりんさんの話もここで「以上」、以下大企業の話です。

大企業とは

大企業、というと私の場合「トヨタ」とか「三井」「三菱」等ビッグなネームが頭に浮かんでくるのですが、正確な定義はといいますと。
大企業 - Wikipedia

法律で「大企業」そのものが定義されているわけではなく、中小企業基本法[1]第二条で定義された「中小企業」の反対解釈として「大企業」とみなすのが一般的である。その場合、大企業の定義は以下のようになる。

資本金の額又は出資の総額が3億円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員の数が300人を越える会社及び個人であって、製造業、建設業、運輸業その他の業種(次号から第四号までに掲げる業種を除く)に属する事業を主たる事業として営むもの

(強調は私によるものです。)

Wikipediaさんを信じるとして、法律的な「大企業」の定義はなく、「中小企業」とはこうだ、という定義があり、「それ以外」が「大企業」という事ですね。

で、その場合の定義が「資本金の額又は出資の総額が3億円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員の数が300人を越える」であると。

(引用は省略しましたが、業種によって例外あり。)

トヨタの従業員数はぐぐると370870人(!!!)との事で、その千分の1でも「大企業」となるのでずいぶん幅が広い言葉なんだなーと改めて思いました。うちの会社をご存知でいてくださるのは、お客様と同業他社さん、IT大好きな人のみではなかろうか。十分ありがたいけど。

で、この定義で言うと一応私も「大企業」に勤めている事になるので、つい、きりんさんのディスり指摘にムキになってしまった、という次第でした。

器が小さい~♫

前提として

私なりに思った大企業のメリット・デメリットについてつらつら書いてみようかなと思ったのですが、考えれば考える程

・「大企業」と言っても業種・規模によって様々で、「Aではこうだ」からといって「Bもこうだ」とはけして言えない。業種・規模以外でも、伝統が長いか財閥系かそうでないか、日本企業か外資か、同族経営かどうか、ワンマンか、etc....会社の数だけ社風がある。

・私自身の感じている事についても、同じ会社の他の人に聞いたらきっと違う答えが返ってくる。それくらい人によって感じ方も違うだろう。

・「メリット」と「デメリット」も境界が曖昧

等等感じてしまいました。

一応「メリ・デメ」と書いてみましたが、適当にとらえていただいた方がよいかも。

あくまで、私自身(と、周囲の大企業勤めの人に聞いてみた)の経験から感じた事なので、人によって違うだろうなぁと思います。

また、「大企業はこう」だからといって「中小企業はそうではない」という意図は全くないです。新卒で入って会社を変わってないので、他を知らないのです。。

前提を書いたところで、やっと本題です。

大企業のメリット・デメリット

「メリ・デメ」と一口にいっても、誰にとって?で内容が違いますが、「大企業から物を買う人にとって」と「勤める人にとって」それぞれの観点で考えてみたいと思います。

物を買う場合

以下、メリット=青デメリット=赤で書いてみます。
・安心感
これはあると思います。

しばし、「〇〇(大手)の製品だから安心だと思ったのに、ひどかった!怒」的なお話を目にします。

私自身も、同じように怒る事があります。が、これが名も知らぬ会社の安い謎製品だったらそこまで怒らないと思うので、期待の裏返しという事かと思います。

そんなひどいものは売ってこないだろうし、何かあったら補償してくれるだろう、等の安心感はやっぱりあると思います。

・時間がかかりがち
物を買う場合というより、例えばITシステムの構築などの場合、こちらの社内の稟議でお客様をお待たせしてしまう・・・というのはよくあるな、申し訳ございません、と日々感じます。。

それこそシステムやらAIやら使ってもっと簡略化・短縮しよう、という話や試みはしているけど、どうしても見劣りするのは否めない気がします。

・バリエーションが豊富
もともとカバレッジが広いうえ、特定の技術を自社で持っていなくても、蓄積されたノウハウや関係を活かし技術を持っている他の会社と提携するなどして、より広いお客様のご要望にお応えできるのは強みではないかと思います。(誰だよ。)

・活動範囲が広い
これも会社によりますが、大手は全国(時に海外)をカバーしている事が多く、どこに行ってもサービスを継続できる事が多いと思います。

・割高
正直、これはモノによると思うので全部が全部そうではないとは思います。(食品とか、歯ブラシとか、大手が作っていて安い物は沢山ある。)

が、モノorサービスが大きいものになってくると、「高い」と感じる事は多いなと思います。

で、先ほどのきりんさんの文章からは「働かないオジサン」の給与も含まれるから、と考えられているように解釈してしまったのですが、ちょっと違和感なくもなく。

以下理由をつらつら。
・一定の人間が集まったらダメな人・すごい人は一定割合発生するのでそれは規模の大小によらないのでは。
少数精鋭だけの中小企業もあると思いますが、人間が一定数集まれば、微妙な人はどうしても発生してしまうのではないかしら、と素朴に思いました。。

ただ、一般に大企業の場合、優秀な人材を確保する為お給料はちょっと高めだったりもするので、微妙な人分取られてるダメージは「大」>「中小」かも知れません。

・ただ一方で、「めっちゃできる人」の働き分も享受している
ダメな人の分もカバーされている一方、仮に独立してたらもっと高くつくであろう、優秀な人の働き分も、ある程度ならされて「割安」に手に入れられている面もあると思います。(これも、中小企業にも言える事だと思います。)

なので、割高面だけ見るのは一面的かなーと思いました。

・最近は「働かないオジサン」も生きづらくなっている
確かに、私が入社した2000年代前半の頃は、時々「?」な方もいました。(就職氷河期でめちゃめちゃきつかったロスジェネ世代としては衝撃的でした。)今も、たぶん同じ会社のどこかにはいると思います。

ただ、リーマンショックやらなんやらで、どんどん色んな形で人が減り・・・いかにも「窓際族」「給料泥棒」な人が優雅に生きられる時代では、もうない気がします。

って言ったら、「いやうちの会社にはいっぱいいるよ!」「うちの取引先の働かないジジババひどいよ!」というお話が沢山出そうですが(^^;)余力があって羨ましい。

・大企業が割高なのは別なところに(も)理由があるのでは
働かないオジサン分というより、宣伝費・研究開発費・(多数の人員・支店を抱えている為)地代・間接部門費用、関連企業に作業依頼をしている為の中間マージン、etc. がかかる分割高なのではと思いました。

すみません、裏どりした訳ではなく肌感覚です。

あとは、大手は基本コンプライアンスとか〇〇基準とか厳格なのでその対応のあるなしもあるかと。最近、この辺を実はちゃんとやってなかった!というニュースが多々あり、がっかりしてしまう事が多いですね。。

実は「戸建ての夢」が諦められず、とあるリーズナブルさを謳った建売一軒家の内見に行っておりまして。「耐震性はどうですか」と聞いたところ、「費用がかかるので認定はとっていないですが、もしとったとしたらハイグレードです」的回答をいただきました。

これ、大手さんの住宅展示場行った時は、聞く前から「わが社の戸建ての耐震性は〇〇認定においてすべてハイグレードな〇です」と言われていたんですよね。。「そこはお金かけて取っておいて欲しい」と思いました。そりゃどこまで意味があるのか分からないですけど、素人なので安心したい。

ま、高い事は必ずしも悪ではないけど、自分にとって無駄にハイスペックで高いと感じたら、必要なスペックだけでその分安くなってるもの買いたいなと思いますが。

・・・「モノを買う場合」だけでかなりの字数になってしまいました。「勤める場合」については次回に回したいと思います・・・。どうしよう、ノープラン。

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