おはようございます。
料理は苦手ですが、掃除・片づけは割と好きです。上手かどうかはさておき思い入れが根深い感じ。
好きが高じて昨年年初の育休中に「整理収納アドバイザー2級」を取ったりも。
お金さえ出せば取れる資格ではあるけど(ごめんなさい)、講座はとても面白く、惹きこまれるものでした。
教わった事を思い出しつつ「掃除・片づけの工夫」についての思いをつらつら書いてみたいと思います。
空間を保つ
実家がモノ多過ぎて苦痛だった感覚が一種の原体験になっていて、「モノは管理できる範囲に収まっている」「何も無い空間がある」状態がとにかくホッとします。
(ミニマリスト志向はあまりないと思う。ミニマリズム分かってないけど。)
例えば実家では冷蔵庫もツメツメで、賞味期限切れたものがいっぱいありました。
要る分だけ買って空いたスペースは無理に埋めず、おかずが残った鍋をそのまま入れられる余地を残す方が効率いいし、勿体無くないなぁ、と思います。
冷蔵庫は一例で、実家はとにかく物が多くてしかも捨てると怒られたのでしんどかったです。
構想段階でよく考える
とりあえずやってみる、臨機応変で柔軟な対応ができる事も大事だと思いますが。
それはそれとして、片付け(というより生活全般)に関しては、最初に(引っ越しや模様替えのタイミングで)どこにどう物を置くのが最適か?というのをじっくり考え抜くというのが、個々の収納ツールをどうするという以前に肝要な事だと思います。
インテリア雑誌見ていいなと思っても必ずしも自分と合うとは限らない。まずは、自分が家の中でどう生活するのか、正直に動線を考え抜くと自ずと最適な配置が見えてくる気がします。
そして、そうする事であまり既成概念にとらわれずに自分に一番な配置になる気がします。
雑誌などは「こういう方法もあるんだ」という思いもかけない発想のヒントになる、という点で良きものだと思います。
最初に考え抜くといっても、あまりにガチガチにハードコーディングするのではなく(それだと生活状況が変わった時に対応できない)、7-8割の大枠を決めるイメージです。
そうすれば、中身はその時々でマイナーチェンジすればどうにかなる・・・と経験的に思います。
「整理収納アドバイザー」の講座で自分的に一番そうそう!と思ったのは、
「アドバイザーの仕事はお片付けをする事ではなく、相手の方が片づけられるシステムを作る事」と言われた時でした。自分で考えて自分なりのシステムを作る、のが肝なのだと思います。
こまめに掃除する
最近、休日にまとめて掃除するのがしんどくなってきました。も少し分散するかと平日のこまめ掃除を始めてみたら、思った以上に楽にきれいになってきました。
具体的には
・日々夕飯後の片づけの際に、
・IHコンロや息子の椅子の下も台ふきで拭く。
・「激落ちくん」の塊を常備し、小さくちぎってシンクを拭く。
・床のゴミが気になったらさっと掃除機をかける
・洗面所やトイレも気になった時に「激落ちくん」やら「トイレクイックル」でさっと拭く
等等。
「台ふき」と書きましたが、実は古くなったタオルハンカチを流用しています。引かれるかもしれないけど・・・正直、本家よりいい感じなのです。
吸水力あるし、タオル地なので汚れも取れるし洗濯にも強くて。
ちょっと職場に持って行くにはボロくなったな・・・でも、まだ捨てるのは勿体ないし、というのを試しに使ってみたらいい感じだったので有効活用。
掃除機はこちらが大活躍しております。
tonarinotororodesu.hatenablog.com
週に1回バッチでやろうとすると汚れがそのままになるので、いつと決めず気になった時にやる方がいいのかも。掃除したい時が掃除どき。心や時間に余裕が無いとできないので、無理はせず。
1個1個完結させる
これは仕事でも感じるのですが。いろいろな事を並行でやって、最後まとめて一気に終わらせる・・・というより、多少作業がだぶってても、1個1個終わらせて次に行く方がいいのかな、と。
理由は
・歳とともに物忘れが激しくなり、やろうとしていたことを忘れてしまう。
・特に子どもがいると「割り込み」がしょっちゅう発生し、パラ実行だと全てが「やりかけ」になってしまう。
・小さくても何かを終わらせていると安心感や自信が生まれる。(トイレと玄関の掃除は終わったぞ、というように。)
・分担しやすい
といったところです。
もちろん、服を1枚畳んでは箪笥に行き・・・とかは効率悪過ぎですが、ほどよく区切れば。
アンタッチャブル
なんだかんだ思いの丈を書いてますが、一方夫は片づけ苦手・捨てるのが超苦手です。
すぐ床にもの置くし、立てずに広げるので面積とるし。そしてなかなか捨てない。
使い古したタオルたちを卒業させたいと言ったら「じゃぁ、うちの実家にあげようか」と言い出す程。(それはほんとにやめてくれ、という事で「ハサミで切って雑巾として使う」が落としどころになりました。ちょっとずつフェードアウトさせよう。。)
彼の物を見ると整頓したい欲が湧いてきますが、意外とセンシティブで手を出したらいけない事のように感じています。
とはいえ共有しているゾーンはきれいにしておきたいので、「夫ゾーン」を決めてその中では好きなようにしてもらい、共有ゾーンへの侵食を防ぐというオペレーションとなっております。
彼の部屋は私が触ってはいけない秘密基地扱いです。
さすがに何回か前の引っ越しの時のダンボールがそのままとか、それを集めてパソコン台にしてるのはほんとどうかと思うんですが。。
ちなみに掃除はやるとものすごく丁寧だけど、その分(大変な事だと思ってる分)腰が重く、着手に時間がかかります。
また、ものすごく丁寧かつきちんと説明書も確認するタイプ。
先日キッチン掃除頼んだら、その過程でシンク(流し)に水が溜まってて、
「ディスポーザーでざーって流したら?」と聞いたら
そういう事はしてはいけないと説明書に書いてあった
ですと。。確かにひたすら待てばやがて水位は下がっていくけど日が暮れるわ!てか、中古マンションで前の人もきっと散々やってるだろうから今更だよ!
とか思いましたが、今日は彼に任せたのだ、と言わずじまいでした。結局半日仕事になってたけど、諦めていたIHコンロのコゲを全部取ってくれたので、それはまぁよかったです。