おはようございます。
先日映画「ドクター・ストレンジ」の動画をHuluで観たので、その感想文に挑戦したいと思います。
marvel.disney.co.jp
感想を書くにあたってジョヴァンナさん(id:giovannna)の「書評フォーマット」を一部参考にさせていただきましたm(_ _)m ありがとうございます。
something-new.hatenablog.com
視聴のきっかけ
4月の頭、楽しく英語の勉強をしたくてHuluで英語字幕つきのドラマを探していました。
そこでイギリスのドラマ「SHERLOCK」が英語字幕つきだったので観始めたのですが、視聴を進めるうちにすっかりシャーロック役のベネディクト・カンバーバッチとジョン役のマーティン・フリーマンが好きになってしまいました。
Facebookのファンアカウントをフォローすると全世界からの熱い情報満載。カンバーバッチがstar warsのチューバッカやジャージャーのモノマネしている動画も観れたり😆なかなか楽しいです。
ちょっと私服がダサい?気もするけどそれもまたよし。
(#MeToo運動を支持する発言をしてたり、最近ではこんなニュースも・・・かっこいい。。)
theriver.jp
話戻すと、その2人が出演している映画やドラマで同じように英語字幕で観られるものをHuluで探していたところ、カンバーバッチ主演の「ドクター・ストレンジ」が英語字幕つきだったので観る事にしました。
作品・あらすじ紹介
◆作品紹介
・2016年公開のアメリカ映画(日本での公開は2017年1月、映画興行収入ランキング初登場1位)。1963年に登場したアメリカン・コミック「ドクター・ストレンジ」が原作。
・アメコミヒーローを描く「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)シリーズの第14作。
・ストレンジは現在大ヒット公開中の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」にもメインキャストの1人として登場
(今感想を書くならむしろそっちじゃないんか、っていう。。)
◆あらすじ紹介(ネタバレしない範囲)
NYの病院で働く天才外科医スティーブン・ストレンジは、ある日交通事故で「神の手」を失ってしまう。
神の手を取り戻したい彼はあらゆる治療法を試すも回復せず、必死の思いでカトマンズの「カマー・タージ」なる場所に回復の糸口がある事を掴み、最後の望みをかけて赴く。
ストレンジはそこで出会った指導者エンシェント・ワンの「力」に衝撃を受け、彼女に弟子入りする。
一方、エンシェント・ワンのかつての弟子カエシリウスはこの世界をダーク・ディメンション(暗黒の次元)に引きずり込むべく、ロンドン・NY・香港に張られた結界への攻撃を開始する。
彼らの戦いの行方やいかに。そしてストレンジの神の手は戻るのか・・・?!
感想(ネタバレなし、観てない方向け)
・とにかく映像が凄い・・・!
それだけで一見の価値あり。言葉にできない凄さでした(小並)
・あんまりアメコミっぽくない?
実は、私は今までアメコミ・ヒーロー映画を観た事がありませんでした。スパイダーマンもアイアンマンも観た事ない・・・。
そんな私の言う事なのであまり説得力無いですが、アメコミというよりは「マトリックス」や「インセプション」を彷彿とさせる世界観でした。(その2作品の記憶もだいぶ怪しいけど。)
アメコミだからとスルーしている人がいたらもったいないかも。
・アメコミ好きな人必見
なんと言っても今やってる「アベンジャーズ」のメインキャストの1人、ドクターストレンジの話なので観ておいた方が理解も楽しみも深まるはず…!
・主人公が魅力的。なので会話も楽しい
傲慢で自信家で失礼だけど、医者としての信念があり、どこか憎めない。天才かつ勉強熱心。
会話も何かとユーモラスでちょいちょい笑えます。特に図書館のあたり…おっとこれ以上は。
・カンバーバッチファンは必見
っていうかもう観てるか。
観る時ちょっと心配だったのは、シャーロックはとても良かったけどストレンジも同じキャラクターだったら興ざめだな~という事。
(Aという役はすごくはまってたけどどの作品でもみんなAでガッカリ、なんて事もあるので。)
心配は杞憂でした。ごめんなさい。
「シャーロック」でも「カンバーバッチ」でもなくちゃんと「ストレンジ」でした。
スーツ姿やマント姿はさすがのスタイルの良さ、鍛えられた体を披露するシーンがあるとかないとか😏
Don't miss it!
感想(ネタバレあり、観た方向け)
映画観終わったあと、観た人どうしでおしゃべりしている感覚で思いついた事をしゃべってみました。
・つっこみどころ
ストレンジは戦いの過程で敵を倒してしまった事にショックを受け、
「医者になった時命を救うと誓ったのに人を殺した。二度とごめんだ」と言っていたけど。
そんなに命を救う事に全てをかけているのになんであんな事故起こすのか??(ーー;)
猛スピードでくねくね曲がった山道をiPhoneで患者の医療データチラ見ながら運転してて雨でスリップ・・・。
アメリカでは分からなくもないけど、日本だったら手をケガしなくても批判されて社会的にカムバックできるかどうかというレベルじゃないかしら。
ってそんな事言ったら話始まらないかー。
・クリスティンめっちゃ可愛い
ストレンジの事を思い、彼の才能を尊敬し、彼がケガをした時には献身的に支えようとしたERのドクター、クリスティン。
明確な表現はなかったけど、メッセージ&名前を刻んだ高級時計(物語の中の重要アイテムの1つ)をかつて贈っていたり「同僚と付き合うのはもうやめたの」と言う発言から、ストレンジとは元恋人…ってことだよね。
そのクリスティンの特に可愛いシーン。カマー・タージに旅立った後、敵との闘いの中で負傷したストレンジが時空を超えてクリスティンに助けを求めた時。
いきなり目の前の空間から現れたストレンジ(魂)にパニックになりながらも、必死でストレンジ(身体)に電気ショックをかける様子がとっても可愛いかった!
Wikipediaで調べたら実はアラフォーだった。見えない!
・シャーロックを意識した演出?
映画の後半でコートの襟をピンと立てる仕草はシャーロックの「お決まりポーズ」の1つのオマージュ?!コートにちょっと抵抗されるのが可愛い。
あと、ストレンジが時空を超えてロンドンに移動?するシーン、そこで登場するのが
「ブリーカー通り 177A」
・・・「ベイカーストリート 221B」を思い出さずにはいられないでしょう。
・ちょくちょく日本も出てきたね
ストレンジがケガを治そうとして東京の技術(「幹細胞を培養し3Dプリンターで足場を作る」)に言及していたり、ロンドンサンクタムのシーンで陳列されている様々な美術品の中に兜が混ざっていたり。
なんとなく嬉しい。(それだけ…)
・最終決戦が渋い
クライマックス、ドルマムゥと戦って「勝利」するけど、殺られては時間を巻き戻してまた戦いを挑み最終的に相手が根負け…って戦闘シーン一切なくて、私のイメージする「アメコミ」とはだいぶ違ってた。
正確にはドルマムゥを倒したのではなくカエシリウス一派を追っ払ってもらったので「勝利」なのかもよくわからん😅
SPECといいジョジョといい、「時間の操作ができる」はやっぱり主人公 or 最強の敵が持つ技なのかな。
・エンドロール後のおまけシーン
2つあったのに驚いたけど、どうやらマーベル作品恒例らしい。こういう「お約束」が分かるとより楽しそう。
・それにしても英語
STAR WARSもそうだけど、物語の設定上英語以外の言語が話されてもおかしくない舞台でも、みんな当たり前のように英語をペラペラしゃべるよね~。
思いつきで並べてみましたが、観た人のコメント是非見てみたいです。
気になった・いいなと思ったフレーズピックアップ
せっかく頑張って英語字幕で観たので、面白いなーと思ったフレーズ、気になったフレーズを取り上げてみたいと思います。
""は原文、「」は日本語字幕の文章です。
・"Cover your watch." 「腕時計がうるさい」
(腕時計を押えろ = 時計の音がうるさい)
緊急手術中に他の医師の腕時計の音が気になったストレンジが放ったひとこと。映画全体で「時計」は重要なキーアイテム。
・Strange: "Sorry, I thought that was implicit in my disgust"「失礼、露骨過ぎた」
Christine: "Explicit, Actually"「ほんとに」
"implicit"(曖昧な)に対して"explicit"(露骨な)と返しているのがなんとなく面白いなと。
ただ、直訳しようとするとよく分からず・・・。
直前に君たちできてるの?と言ってるので、
that = 「君たちができている事」はimplicit「曖昧である」、in my disgust 「嫌なことに」
・・・うーん。誰か分かる人に伺いたいです。。
・Christine:"Stephen, Everything is about you."(あなたは)「自分がすべてなのよ」
これが、物語の中盤で「最も大切な教え」として
Ancient one: "It's not about you" 「人のためにあれ」
という形で同じ表現を重ねて「伏線」になっているのが「なるほど!」と。
・Wong: "How's your Sanskrit?"「サンスクリット語は?」
Strange: "I 'm fluent in Google Translate."「グーグル翻訳がある」
be fluent in~ =「~を流暢に話す」の~の部分(通常EnglishやJapaneseが入るところ)がGoogle Translateなのが面白いなって思ったのですが、伝わるでしょうか。。
・Winding machine
セリフではないですが、ドラマに出てくる時計を置く台の名前が気になって検索しました。
「ワインディングマシーン」という、腕時計のゼンマイを自動で巻く装置だそうです。お金持ちが持ってるイメージですね。
・Strange:" I've come to bargain!"「取引に来た」
ある意味この映画の決め台詞?
bargainというと「バーゲン」をイメージしますが、ここでは「交渉する」の意。
・とある敵: "Set me free!"「俺を自由にしろ!」
「もう勘弁してくれ~」という感じで笑ってしまいました。。
他にも気になるフレーズ、ちょっと笑えるフレーズは多々あったのですが、この辺で。