おはようございます。
久々の【リノベ後Web内覧会】、今回は
「リノベでいかに部屋を広くするか」についてです・・・!
前回(第15回)からなんと4カ月も間があいてしまい自分でもびっくりです。。
あともうちょっとなので、年内にはなんとか完結したいと思います!
我が家のメンバー紹介
・長男たろう 6歳、保育園年長組。
・次男じろう 3歳、保育園年少組。
・三太(夫) アラフォー会社員。
・とろろ(私) ミドフォー会社員。
家は広い方がいいか?
そもそも、みたいな話になってしまいますが、私は
家は必ずしも広くなくてよいと思います。
まず、広いとその分掃除が大変。
家が広いとモノも増えがちで、そのための
「管理」に時間が割かれてしまう。
そういった点を考えると、家はそこまで広くなくてよいと思います。
ただ、家の中でも、玄関・廊下・洗面室・LDKといった共用の場所は、物理的にはさておき気分的にゆったりできる場所にする事を目指し、あれこれ考えてみました。
以下、具体的な工夫点を書いてみます。
リノベで部屋を広くする工夫
①実際に、広くする
「工夫」、ではない気もしますが。
我が家はリノベで廊下の幅を10センチ程広げ、こころもち広くしてみました。
before
after
・・・写真では伝わりにくいかも知れませんが、体感ではかなりゆとりができました。
ただ通るだけの廊下を広くするなんて勿体ないと思われるかも知れませんが、廊下は家の中で全員が頻繁に通る場所、いうなれば大動脈。
子どもが小さいと朝出かける時もしょっちゅう廊下を行ったり来たりですが、そんな時も通路が広いと移動がスムーズでお互いが邪魔になりません。
住み始めて1年ちょっとですが、日々廊下広くして本当によかった!と実感しています。
普通の道路でも道幅狭いとストレス感じるので、家でも似たようなものなのかも知れません。
将来例えば杖をついたり車いすを使ったりするかも知れず、そう考えても通路は広めがよいかと思います。
もちろんリノベなので廊下を広くするためにはどこかを削らねばならず、個室の幅を10cm程狭くしましたが特に気になりませんでした。
1人になれる空間は必要だと思いますが、自分の場合広さはそこまで必要ではないのかなと思います。
②ドアを引き戸にする
今回お風呂のドア以外すべてのドアを引き戸に変えました。それだけで「なんだか広くなった」と感じています。
理由としては、
・開き戸だと開いている時ドアで通路が狭くなるが、引き戸ではそれがない。
・引き戸は「開けっ放し」にしやすく、空間どうしが繋がりやすい
・引き戸は把手が無いのでより通路が広く感じられる
といったところかと思います。
(前はこんな感じてトイレのドアを開けると廊下が塞がってしまいました。狭いを通り越して邪魔・・・。)
見学したあるショールームの方の受け売りなのですが、同じような空間であっても、ドアなどで「抜け」がある方が広く感じられるそうで、開き戸だと開けっ放しにしやすく、そういった視覚効果もあるのかなと思います。
ただし、引き戸にも
・幅を取るので設計がちょっと大変
・「ツラ」(壁やドアの面)が合わなくなりがち
・開き戸より若干高い
・開き戸よりちょっと重い
といったデメリットはあるので要考慮ではあります。
部屋を広くする、という観点ではおススメです♫
③「タテ」を短く、「ヨコ」を広く
我が家の玄関は若干タテ長だったのですが、タテの長さを短くし、横を長く取る事にしました。
(ちょっとオーバーですが、こんな感じです。)
面積はあまり変わらないものの、感覚的に「広くなった」と感じるようになりました。
④目線より上をスッキリさせる
それまでは壁に囲まれていたキッチンの、上にあった吊戸棚を取っ払いました。
before
after(ほぼ同じ位置から)
間取りではこんな感じ。
キッチンの位置はあまり変わっていませんが、これまでは「壁」によって区切られていたキッチンがリビング・ダイニングと「一体」になった事で、一気に空間が広くなりました。
他にも、洗濯物がバーンとリビングのど真ん中にあり、かなり気になっていたのですが。
洗濯物を無くしたら一気にスッキリしました。
目線より上の方に壁やモノがあると「圧迫感」があって「狭い」と感じるように思います。
上の方をできるだけスッキリさせる事で、ぐんと部屋が広く感じられるようになりました。
⑤天井を高くする
今回のリノベで、リノベと隣室間の「下がり天井」を無くしたところ、「広い」と感じられるようになりました。
before
after
天井に配管がある場合は低くして配管のスペースを確保する必要があるのですが、この「下がり天井」は見た目だけの下がり天井だったので、無くす事ができました。
⑥鏡を使う
これも一種の錯覚だと思いますが、鏡を使うと同じ面積でも「広い」と感じられます。
我が家は玄関と土間の間のドアに鏡をつけました。
出かける前に身なりの確認もできて、とってもよいです・・・!
⑦扉つき収納にする
収納を扉つきにすると、オープンな場合と比較して、収納が「壁」と化しモノがある事による「うるささ」が無くなり「広く」感じられるようになる・・・という利点があると思います。
また、特に高い位置の場合は防災上の観点からも、扉付きはおススメだと思います。
オープンな場合と比べて中にホコリが入らないので、掃除もかなり楽になりました。
ただし、扉付き収納には
・取り出しの時ワンクッションが必要になる
・どこに何があるのかぱっと見て分からない
・コストがかかる
といったデメリットもあるので、そこはやはり、優先順位つけて検討かと思います。
⑧「壁」「区切り」を減らす
壁って意外と場所を取るんですよね。。幅にして10センチくらい。なので、あまり細かく区切りを作るとどんどん狭くなるので、壁は作り過ぎない方がよいなと思いました。
⑨ダウンライトを使う
天井が高くなり、広く感じられるようになりました。
もっとも、ポイントでペンダントライトを使う事で素敵なインテリアにもなるので、全部が全部ダウンライトでなくてもよいと思います。
我が家はリビングにかっこいいライトを後でつけようかと言っていたのですが、住んでみるとこのままの方が広くていいな、と思って結局追加せずでした。
ダイニング付近のペンダントライトも考えましたが、テーブルが将来移動するかも?とか、子どもがぺちぺち叩くのでは、などと考え結局採用せず💦
⑩造作収納にする
我が家ではリビング、洗面室、ダイニングに造作収納を作りました。
壁は配管の都合上デコボコができてしまいがちで、既製品だとどうしても余分なスキマができてしまいました。
そこで、壁のデコボコに対応しつつ空間を有効利用できるように、造作収納にしてもらうようにお願いしました。
既製品よりコストはかかるので場所は選ぶ必要がありましたが、本当にやってよかった!と思います。
リビングもですが、特に洗面室は元が狭い空間のところ、無駄なく収納スペースを作ってもらう事で、狭い中でもゆとりを確保できたと思います。
before
after