ちょっと前に友人に驚かれた事をまた思い出したので、書いてみたいと思います。
私はToDoやスケジュール管理用の手帳を持っていません。記録用にマンスリーカレンダーのみの薄い文庫サイズのを持っています(終わってから、こんな事したとか息子がこんなことできたとかを書く用)。
以前は予定用を毎年買っていたのですが、
・年々手帳が溜まり、置き場に困ってきた。
・年初は色々書くけど公私ともデジタルに収束し書き込みが中途半端
・急いでると字が汚くて見返したくない
・・・といった理由で、試しに持たないで生活したら支障が無かったのでもう2、3年続いています。特に同業者の方ではそこそこいるのかも。
今は、
・仕事のToDo/スケジュール→会社のツール。モバイルでも参照・書き込みできる。
・プライベート→EvernoteとOutlook (どちらも夫と部分的に共有)。
という感じです。
デジタルのよいところ
デジタルのよいところは、
・頭で考えている速さで書ける(キーボードの場合。モバイルではできず。。)
・一度考えているToDoを全部書き出して、俯瞰して依存関係整理して優先順位つけて並べ替え、というのがしやすい。
・場所を取らない。
・コピペできる。
・検索できる。
・リマインドしてくれる
・他人と共有できる。
・将来的にはAIとかで何かできる?
・のぞき見しにくい。(ゴシップガールとかドラマであるあるの、偶然手帳を見られててんやわんやとかなりにくい。まぁ寝てる時にスマホ指あてては簡単にできるだろうけど。)
・色々ツール間で連携できる。
・複数のデバイスでアクセスできる。
・最悪デバイスを落としてもデータは無くならず、他人に中身を見られる可能性が低い。(FBIとかKGBにかかれば簡単かもしれないですが。。) 会社のだと遠隔で消せたり。
・・・といったところ。
デジタルの弱点
一方弱点も多々。紙の手帳と比較すると、
・なんといっても、手帳と比較して「味わい」や「唯一無二感」がない。
・写真とかチケットとか、ものをはさめない。
・こと会社のデータに関しては、退職したら何にも残らない。(これに限らずだけど。)
・プライベートにしても、なんだか残った感じがない。。(なので記録用を買ってしまった。)
・過去をぱっと見るのはやりにくい。
・電池が切れたらアウト。
・ネットワーク越しで使うものの場合、ネットワーク繋がってないとアウト。
・機器は壊れる。
・システム障害によるデータロストのリスク。
・スマホの場合、すぐ画面ロックがかかるので都度解除するのが面倒。
・途中でLINE等のポップアップが出現し集中がそがれる。
・不正アクセスされるかも。
・スマホだと、手書きより入力が遅いし自由度低くてまどろっこしい。
・カレンダーにふわっとした予定を入れるにもいちいち時刻入れるのは面倒。
・お客様先のプロジェクトルームなどPCやスマホNGな場所ではお手上げ。(これきっかけで手帳を使っていると思しき人は周りにかなりに多い。)
・会社でスマホいじってると、遊んでるように見えそう。
・アプリを使っていてそのアプリがメンテナンスされなくなってiPhoneのバージョンが上がると使えなくなる事がある。
・そういう人ばかりだと手帳業者は商売あがったり。
・・・といったところでしょうか。こういうのはほんとにその人その人のベストがあるんだろうな、と思います。そのうち紙でもデジタルでもないのが出現するのかな。
自分的には、手帳的なものへの思い入れは結構あって、考えまくった末結果持たないっていうのがなんだか変だな、と思っているところです。